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【小鳥書房刊】HECTOR vol.2

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2022年に創刊した、詩人・田中さとみさんの個人誌『Hector(ヘクトー)』。
3年越しに、続編vol.2を刊行できることになりました。
誌名は夏目漱石の飼っていた犬の名前「ヘクトー」にちなんでいます。
表紙写真は金川晋吾さん。
今号では、藤子不二雄Aさんのチーフアシスタントをされていたさとうみつしげさんに、ヘクトーくんのイラストをお描きいただいています。


◉参加=白鳥央道(詩人)、川口好美(文藝評論家)、太田靖久(小説家)、金川晋吾(写真家)、田中さとみ(詩人)

◉目次
・白鳥央道「小詩集 遠雷の数え歌」
・川口好美「見えないいのちのラディカリズム -「不幸と共存」再訪」
・太田靖久「ぼくは犬が飼えない!!」
・金川晋吾「2022年12月〜2023年1月の日記」 
・田中さとみ「小詩集 光としゃべっているみたい」


◉書誌情報
B6変形サイズ(188mm × 128mm)、並製、114頁、写真カラー
ISBN 978-4-908582-17-2

編集協力 落合加依子(小鳥書房)
装幀・組版 大久保有彩
写真 金川晋吾
イラスト さとうみつしげ

発行 田中さとみ
発売 小鳥書房
発行日 2025年5月13日(愛犬の日)

◉著者プロフィール(掲載順)
白鳥央堂(しらとり・ひさたか)
一九八七年、静岡県生まれ。詩集『晴れる空よりもうつくしいもの』(二〇一二年 思潮社)、『想像星座群』(二〇一九年 書肆子午線)、私家版に『天窓』(二〇一九年)など。本書のため、いくつかの詩を書いてまとめるにあたり、できたことよりもできなかったことの方がよほど多く、結局、形としては残らずともできなかったことを最初から必死に紡いでいたような気さえする。先年友人から受け取った工藤直子・長新太の『ともだちは海のにおい』がなければこのように書くことはできなかった。全く内容として反映されてはいないが、それもまたできなかったことの一つとしてある。

川口好美(かわぐち・よしみ)
文芸批評家 一九八七年大阪生まれ。現在は静岡県川根本町在住。家族と〝てんでんこ〟という謎のコミュニティスペースを営んでいます。進行中の仕事については、Xで発信してますのでチェックしてくださいまし。

太田靖久(おおた・やすひさ)
小説家。二〇一〇年「ののの」で新潮新人賞。『犬たちの状態』(金川晋吾との共著/フィルムアート社)、『犬の看板探訪記 関東編』(田中さとみらゲスト寄稿/小鳥書房)など、犬をモチーフにした作品も多数刊行。ドッグファーストを常に心がけています。

金川晋吾(かながわ・しんご)
写真家。一九八一年京都府生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。二〇一六年『father』(青幻舎)、二〇二一年『犬たちの状態』(太田靖久との共著、フィルムアート社)、二〇二三年『長い間』(ナナルイ)、『いなくなっていない父』(晶文社)、二〇二四年『祈り/長崎』(書肆九十九)、『明るくていい部屋』(ふげん社)刊行。近年の主な展覧会、二〇二二年「六本木クロッシング二〇二二展:往来オーライ!」森美術館、「現在地のまなざし 日本の新進作家vol.21」東京都写真美術館、「つくりかけラボ16知らないうちにはじまっていて、いつ終わるのかわからない」千葉市美術館、二〇二五年「ある日」座間市役所など。

田中さとみ(たなか・さとみ)
鳥取県生まれ。詩人。古書店員。詩集に『ひとりごとの翁』(思潮社)、
『ノトーリアス グリン ピース』(思潮社)、『sleeping cloth スリーピング クロス』(左右社)。個人誌では『Hector』(小鳥書房)を創刊する。日々、収集している古本や骨董品が棚に収まりきらず、部屋の隅で渦高く積み上がっている。いつか古本屋をやってみたいと途方に暮れながら楽しく考えている。

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