奇界遺産3
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『奇界遺産』七年ぶりの集大成・奇妙な世界をめぐる、狂気の旅
2010年に刊行され、現在も版を重ねるヒット作『奇界遺産』シリーズ、7年ぶりの続編。今作では北朝鮮のマスゲーム、アメリカのバーニング・マン、北極の少数民族ネネツ、日本の軍艦島をはじめ、幅広いジャンルの世界各地の奇妙な文化を収録。シリーズ過去最高傑作となった。
アートディレクション&デザイン:古平正義解説:横井雄一郎(TBSテレビ)
【本書より抜粋】
私は一般にラスコーの洞窟壁画に象徴される、人間の<余計なもの>を作り出す想像力や好奇心こそが、人類を駆動させてきた力そのものではないかと、ずっと考えている。その結果生まれたものたちを『奇界遺産』と呼んでいるわけである。それは洞窟にはじめて壁画を描いたホモ・サピエンスの閃きであり、イースター島を目指して海を渡った人々の意思であり、月を見るために宇宙ロケットを考えたツィオルコフスキーの情熱である。あるいは密林で不可思議な仮面をつける部族の踊りであり、奇妙な彫像が立ち並ぶ庭園の眺めであり、北極でトナカイと暮らす人々の祈りであり、死者と交信して語らう老婆の言葉である。その力は人間の生存には不要だが、きっと存続のために必要な何かであった。本書は、そんな人類最大の無駄、あるいは人類最大の天賦が生み出した奇妙な世界──奇界をふたたび駆け巡った、長い旅の記録である。
(出版元ウェブサイトより)
著者 佐藤 健寿
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