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いなくなっていない父

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「私たちがたがいに気安く関われるのは、親子関係どうこう以上に、父と私のふたりともが、『親子たるものはこうあるべき』みたいなことを相手に押し付けたりはせずに、相手のためにできることがあればやれる範囲でやろうという親切心はもっているという、そういう個人的な資質によるところが大きいのだろう。」
(本文より)
血が繋がっている。血縁関係にある。
そんなふたりの関係性に当てはまるのは「親子」という名前だが、どこまでいっても結局は他人で。
家族の数だけ存在する親子の形と関係性。
そのひとつを鮮明に切り取り、そして文章で描き出した1冊。
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気鋭の写真家が綴る、親子という他人
著者初の文芸書、衝撃のデビュー作
『father』にて「失踪する父」とされた男は、その後は失踪を止めた。不在の父を撮影する写真家として知られるようになった著者に、「いる父」と向き合うことで何が浮かび上がってくるのか。時に不気味に、時に息苦しく、時にユーモラスに目の前に現れる親子の姿をファインダーとテキストを通して描く、ドキュメンタリーノベル。
(出版元ホームページより)


著者:金川晋吾
発行:晶文社
2023年4月発行
サイズ 46判/ページ数 266p/高さ 20cm
商品コード 9784794973542
NDC分類 916
Cコード C0095


【著者等紹介】
1981年、京都府生まれ。神戸大学発達科学部人間発達学科卒業。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻博士課程修了。第12回三木淳賞受賞。本書が初めての著書。

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