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パリ・レヴュー・インタビューⅡ作家はどうやって小説を書くのか、たっぷり聞いてみよう!

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「ときどき運良く自分の力以上のものが書けたりする.」(ヘミングウェイ)「わたしは無教養な技術屋だからさ.」(ヴォネガット) ガルシア=マルケス,アーヴィング,ソンタグ,ラシュディ……打ちとけた会話の中に〈創作の秘密〉が溢れだす.文学ファン必読!


■編集部からのメッセージ
 ついに出ました,文学ファン必携,あの「パリ・レヴュー」のインタヴュー! 膨大なアーカイヴからⅠ,Ⅱ巻あわせて22人を精選.手練れのインタヴュアーたちの質問を受けて,みずからの仕事場でくつろぎながら「小説の技術」を語る作家たちの言葉は,面白すぎて頁をめくる手が止まりません.創作の表も裏も含め,それぞれの作家の人となりが立ち上がってくるようなインタヴュー.ぜひとも「じっくり・たっぷり」お楽しみ下さい.
 ほんの少しだけ作家たちの言葉をご紹介します.

Ⅰ巻より・・・
「ぼくは完全に水平系の作家なのよ」(カポーティ)
「ひどく迷信深いんです,恥ずかしいくらい」(ボルヘス)
「俳句をつくるのはむずかしいねえ」(ケルアック)
「わたしはいつも逃げ出したかった」(ボウルズ)
「わたしは読むひとになりたかった」(モリスン)

Ⅱ巻より・・・
「ときどき運良く自分の力以上のものが書けたりする」(ヘミングウェイ)
「ケチャップの瓶のラベルだって,必要になったら書きます」(アップダイク)
「わたしは無教養な技術屋だからさ」(ヴォネガット)
「タイトルがわかってないとわたしはなにも書けないのよ」(ソンタグ)
「映画で教育をうけた,といつも思ってた」(ラシュディ)

ドロシー・パーカー  Dorothy Parker
「作家はね,自分のまわりのひとをよく見てなくてはだめなのよ」

アーネスト・ヘミングウェイ  Ernest Hemingway
「以前作られていなかったものを作ろうとすると,どうしても下手なものに見えるんだよ」

アイザック・バシェヴィス・シンガー  Isaac Bashevis Singer
「自分が神秘主義者なのかどうかはわからないが,いろんなミステリアスなパワーに囲まれているというかんじはいつもある」

ジョン・アップダイク  John Updike
「わたしのフィクションは普通の人々の日々の行動を描いたものですが,そこいらの歴史の本よりははるかに多く歴史をとりあげている」

カート・ヴォネガット  Kurt Vonnegut
「だんぜん新鮮になると思うよ,文学のクリエーターたちの頭のなかに文学史とはべつなものが存在するようになったら」

ガブリエル・ガルシア=マルケス  Gabriel García Márquez
「現実に根ざしていない事柄はただの一行もわたしの作品にはない」

フィリップ・ロス  Philip Roth
「わたしはこのわたしではないんだよ――わたしは,いわば,このわたしでないものなんだ.そういうふうにしてくどくどしい話が始まる」

エリザベス・ハードウィック  Elizabeth Hardwick
「故郷などを失うという喪失感から生まれてくる大きなテーマから,わたしたちは取り残されているとは思う」

ジョン・アーヴィング  John Irving
「小説を書くってことは犠牲者を探すこと.書きながら,ぼくはいつも災難を探してる」

スーザン・ソンタグ  Susan Sontag
「書くことはものすごい孤独を要求してくる.だから,それを選んだことから来るつらさを和らげるためにわたしがしてきたことは,しょっちゅう書くことはしないってことなの」

サルマン・ラシュディ  Salman Rushdie
「自由な社会では,どう生きようかと議論がつづけられていて,そうやってわれわれは生きている.議論が答えなんだ」

訳者解説 2

(版元webサイトより)


著者 青山 南 編訳
発行日 2015/11/27
発行 岩波書店
ISBN 9784000230605
体裁 四六 ・ 398頁

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