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【ZINE】珈琲短編(さんぽぶんこ)
¥550
アイスコーヒーをテーマにした『アイスがない』、ホットコーヒーをテーマにした『真っ白』、缶コーヒーをテーマにした『レインボーブラック』の3篇を収録した、そのまんま珈琲をテーマにした短編集です。やはり珈琲のお供に是非。新シリーズ『さんぽぶんこ』第四弾。新書みたいなサイズですが、そこはお気になさらず。 (版元webサイトより) 著者:西川タイジ 発行:トーキョーブンミャク 制作:西川タイジ 発行日:2023年11月11日 新書サイズ/20頁 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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ヤンキーと地元
¥1,980
「はじめに」より 沖縄の暴走族やヤンキーの調査を私が始めたのは二〇〇七年のことだ。 その頃、ゴーパチ(国道五八号線)にいた若者たちは、二〇一七年にはサラ金の 回収業、金融屋の経営、スロットの台打ち、性風俗店の経営、ボーイ、型枠解体業、 鳶、塗装、左官、彫師、バイク屋、キャバクラ嬢、弁当屋、主婦になっていた。…… 彼らが就いた仕事も、生活スタイルも実にさまざまだが、その大半が過酷だ。 こうした中で、彼らはどのように沖縄を生き抜いてきたのだろうか。 写真撮影:打越正行写真撮影:打越正行 目次 はじめに 下世話な冗談/「電話代がおそろしかった」/あまりに日常的な暴力 第一章 暴走族少年らとの出会い 広島から沖縄へ 「メンバーにしてください」/駐車場で飲み明かす/暴走族のパシリになる/響き渡る爆音──沖縄調査一日目/ゴーパチという舞台/卑猥なウチナーグチ 拓哉との出会い 「すぐにでも結婚したい」/「名護はいいけど地元は嫌」/はじめての土地で彼女をつくる/ナンパをする理由 警官とやり合う 職務質問を受ける/警官と交渉するスキル/携帯サイト「中部狂走連盟」と写真アルバム/調査の前に信頼関係を築く 第二章 地元の建築会社 裕太たちとの出会い 「俺、解体屋しかできない」/鉛筆を「重い」と言う裕太/地元で有名な暴れん坊、太一 沖組という建築会社 沖組を立ち上げる──康夫社長の生活史/会社経営の「最強のタッグ」/ピンチを切り抜ける/「給料支払い遅れなし、定額」 沖組での仕事 初日の朝/Pコン外しと材料出し/最小限の力で資材を運ぶコツ/材料出しの二つの方法/型枠解体屋の仕事/現場監督vs.従業員/右折をめぐるバトル/朝礼での作業確認/けがの防止と暴力/共同作業を乱す者への暴行/効率よりも上下関係/「時間の話はするな」──一人前への道/現場に鳴り響く音と段取り/事務所の近寄りがたさ 週末の過ごし方 送別会の夜/先輩たちとのギャンブル/ナンパから、キャバクラ通いへ/ダービーレースと忘年会/仕事と週末と夜の世界 沖組を辞めていった若者たち 「ズルズルきてしまった」──仲里の生活史/達也への暴行、そして離職/「今の若いのはあまえてるよ」──よしきの生活史/達也のスロット通い/仲里の見立て/その後の仲里、達也、慶太/浩之への暴力/しーじゃたちの仕打ち/「儲けて、金、持ってるのが勝ち」──宮城の生活史/その後の沖組 沖組という場所と、しーじゃとうっとぅ 第三章 性風俗店を経営する セクキャバ「ルアン」と真奈 「何してでも、自分で稼げよ」──洋介の生活史 地元での理不尽な暴力/キセツ先での「屈辱」/「上に立つ」という決意 風俗業の世界へ 沖縄の性風俗業界/セクキャバ受付からオーナーへ/風俗店の経営者になる/「学歴なんかより、友だち」 「足元を見る」ということ 「ヤクザ」への対応/越えてはいけない一線──警察への対応/女の子を雇う/「地元つながり」を適切に使う 風俗経営をぬける 女性従業員へのサポート/杏里と真奈 性風俗店の経営と地元つながり 第四章 地元を見切る すべてを捨てて内地へ──勝也の生活史 鳶になる 和香との結婚、そして別れ キャバクラ通い 地元のしーじゃとうっとぅ キセツとヤミ仕事 鳶を辞め、内地へ 第五章 仲間、そして家族 家出からアジトへ──良夫の生活史 「自分、親いないんっすよ」──良哉の生活史 夜から昼へ──サキとエミの生活史 おわりに あとがき 初出一覧 調査実施一覧 参考文献 著者 打越正行(うちこし・まさゆき) 1979年生まれ。社会学者。2016年、首都大学東京人文科学研究科にて博士号(社会学)を取得。現在、特定非営利活動法人 社会理論・動態研究所研究員、沖縄国際大学南島文化研究所研究支援助手ならびに琉球大学非常勤講師。共著に『最強の社会調査入門』(前田拓也ほか編著、ナカニシヤ出版、2016年)、『サイレント・マジョリティとは誰か――フィールドから学ぶ地域社会学』(川端浩平ほか編著、ナカニシヤ出版、2018年)などがある。 (版元webサイトより) ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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【ZINE】雑談OF THE DEAD
¥1,430
SOLD OUT
やっぱりゾンビは面白い! ポッドキャスト番組「ポイエティークRADIO」内シリーズ企画「雑談・オブ・ザ・デッド」での対談をまとめたZINE。 目次 まえがき Ryota 第一回 雑談・オブ・ザ・デット 第二回 『セーラーゾンビ』とはなんだったのか 第三回 雑談のえじき 第四回 ゾンビは社会に包摂されてはいけない? 第五回 Hey,welcome to Zombieland! 第六回 ロメロ以前のゾンビからみえてくるもの あとがき 柿内正午 表紙イラスト 柿内正午 著 柿内正午+Ryota 発行 2022年5月 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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【古書】ユリイカ2012年2月 立川談志
¥880
■人生に関する断章*2 仮名づかいについて / 中村稔 ■夢遊する読書*13 ラウシェンバーグの軽やかな芸術 / 横尾忠則 ■詩 野生の水の言葉 / 河野聡子 すべて、生まれたものたち / 小野絵里華 エレファント 他二篇 / カニエ・ナハ 特集*立川談志 【落語立川流一門】 「江戸の風」 の羽ばたき、あるいは立川談志の成り行き / 立川志らく [聞き手・構成=九龍ジョー] モノを書かざるは立川流に非ず / 立川談四楼 参議院議員 立川談志 / 立川談之助 親切だけが人を説得する / 立川談幸 猛獣はメディアの檻に収まらない / 立川談笑 肉声 / 立川談吉 ワカリタイ / 立川志ら乃 【落語的な、余りに落語的な】 初代と七代目 / 池内紀 談志の志は志道軒の志 / 矢内賢二 落語は業の肯定か 業の自覚から見える世界 / 釈徹宗 落語は、このままでは 『笑点』 のようになってしまう / 小谷野敦 【現代落語畸人傳】 人生は博奕と覚えたり 落語の賭け金をめぐって / 月亭可朝 [聞き手=松本尚久] 談志師匠と精神分析 / 岸田秀 家元の事、及び・・・・・・ / 福田和也 元日の正夢 / 南博 狂的なる噺家 / 平井玄 立川談志・落語的目ン玉 / 長谷川踏太 談志さんのこと / 雲田はるこ 師弟の継ぎ目 落語という宇宙の始原 / 柳家花緑 [聞き手=編集部] 【上方からの相貌】 立川談志 大阪における点景 / 戸田学 Too late to die! / 雑賀恵子 源平のあとに盛衰するもの、語り / 串田純一 【“落語家” の 「困難と自由」】 パフォーマンスの逆説 「短命」 の枕から / 三浦俊彦 現代落語という矛盾 落語的な 「弱い生」 をめぐって / 長谷正人 落語の 「語ご」 / 中田健太郎 【幕引き】 『立川談志 最後のラジオ』 全放送記録 立川談志略年譜 ■今月の作品 福田臨未 大井赤亥 板垣憲司 宮岡絵美 / 選=小池昌代 ■われ発見せり われ、別人画像を発見せり / 古永真一 版元webサイトより 初版。表紙スレあり。 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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【古書】ユリイカ 2014年8月臨時増刊号 シャーロック•ホームズ
¥1,320
【カラー口絵】 『SHERLOCK/シャーロック』全話解題 / 渡邉大輔 【『SHERLOCK』インタビュー】 ベネディクト・カンバーバッチ / 取材・文=高野裕子 【出演者・脚本家が語る『SHERLOCK』】 ベネディクト・カンバーバッチ マーティン・フリーマン スティーヴン・モファット+マーク・ゲイティス 【対談1】 ホームズものは"何度でも"出会う トランスメディアするシャーロック・ホームズ / 日暮雅通×辻村深月 【『SHERLOCK』の衝撃】 『SHERLOCK』は本当にシャーロックを再生させたのか? 新たなホームズ像と新たな“シャーロッキアン" / 日暮雅通 莢のなかで微睡む物語たち 『SHERLOCK』とブロマンスの想像力 / 上田麻由子 『SHERLOCK』とブロマンスの想像力 暴力的欲望の《サブテキスト》 / 鷲谷花 【メディアの研究】 人間に堕ちたシャーロック / 池田純一 解かれるべき謎、語られるべき物語 『SHERLOCK』シーズン3とメアリーへのアプローチ / 藤原麻優子 【イラスト/エッセイ】 漫筆SHERLOCK / 衿沢世衣子 愛はつまり、ヒューマンエラー / 松田青子 ベネディクト・カンバーバッチと『SHERLOCK』の魅力 / 真魚八重子 わが家のシャーロック・ホームズ狂想曲 / 小林エリカ RED HEAD CALENDAR あるいは、残る一つの大問題 / 森川智喜 【謎解きとミステリ】 『SHERLOCK』と知的エンターテインメント / 蔓葉信博 情報化するミステリと映像 『SHERLOCK』に見るメディア表象の現在 / 渡邉大輔 『SHERLOCK』の元ネタを探せ! 「21世紀探偵」の事件簿 / ナツミ 【シャーロック・ホームズの想像力】 現代的ホームズ像とは何か? 二一世紀版映像化作品三つを比較して / 堺三保 映像のシャーロック・ホームズ / 清水健 グラナダ版ホームズと、ヴァン・ダインのホームズ論 / 小森健太朗 【インタビュー】 シャーロック・ホームズはどんな少年だったか? 「物語としての面白さ」と出会う / 三谷幸喜(聞き手・構成=岡田 育) 【対談2】 ホームズを「読む」 退屈を紛らわせてくれる読書と犯罪 / 池内紀+東山あかね 【シャーロック・ホームズの生地】 「シャーロック・ホームズ」という総体 / 東山あかね コナン・ドイルの心霊主義と探偵小説 不完全なメディア/メディウム / 岡室美奈子 【創作】 ミセス・ワトスンの秘密の一日 / 北原尚彦 【ホームズ・ルネサンス】 ハドソン夫人の読んだ雑誌 / 富山太佳夫 シャーロック・ホームズの食卓 / 関矢悦子 シャーロック・ホームズのマニエリスム / 高山宏 「先駆者」ホームズ、そして科学捜査というフィクション / 橋本一径 【愛すべき名探偵】 シャーロック・ホームズ選集 / 岸田國士 江戸川乱歩 横溝正史 解説=中西裕 ジョージ五世下のストレータム 「緑柱石の宝冠」から見るロンドン金融界 / 巽孝之 文人が愛したドイル、文人が愛したホームズ 尾崎紅葉をめぐって / 植田弘隆 【資料】 「シャーロック・ホームズ物語」全六〇作品のワンポイント・チェックリスト / 東山あかね 版元webサイトより 初版。表紙少々汚れ、スレあり。 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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【古書】ユリイカ 2022年2月 田中泯
¥880
SOLD OUT
映画『名付けようのない踊り』(1/28)公開!! 田中泯の身体はひとつで全部だ。流れる血に切れ目はない。踊りのあいだで肉体はほどけ、皮膚が外に触れて溶け合う。外とは眼に見えるものだけでなく、風であり音(楽)であり、もしくは他者のことでもある。そこで行われているのはまさしく〈名付けようのない踊り〉――人間以前のヒトの記憶、ヒト以前の記憶の交換。2022年1月28日、犬童一心監督による映画『名付けようのない踊り』が公開される。スクリーンにはその踊りと生き様が存分に映されている。本作を機に、田中泯という場に飛び込もう。 版元webサイトより 初版。美品。 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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【古書】ユリイカ 2022年3月臨時増刊号 瀬戸内寂聴
¥1,100
生誕100年記念特集 2021年、惜しくも99歳で逝去した瀬戸内寂聴が生誕100年を迎える。60年以上におよぶ作家としてのキャリアと1973年に得度してから50年近くとなる仏教者としての信心が生み出した400冊を超える著作がいま残された。その奥の院に一歩でも踏みこむための第一歩。 line2.gif 【目次】 総特集*瀬戸内寂聴――1922−2021 ■インタビュー 五〇年の名残り / 横尾忠則 聞き手=尾崎真理子 ■再録 瀬戸内寂聴拾遺抄 田辺聖子さんのおっちゃん/わが戦友/古事記私的体験 / 瀬戸内寂聴 ■九九年の人生 瀬戸内寂聴さんの読書 / 竹西寛子 小春日や無頼出離者大往生――俳人瀬戸内寂聴さんのこと / 黒田杏子 ■瀬戸内寂聴の文学 寂聴の苦闘、浄福の到来 / 佐藤 泉 場所――死者と生者と / 雑賀恵子 おしっことお風呂――瀬戸内寂聴における身体空間 / 髙村峰生 ■愛した、書いた、祈った 愛して死に、そして生きる / 中上 紀 ぶっちぎれ、寂聴――好きが極楽、キライが地獄 / 栗原 康 ■乱調と諧調 テロルのヒロイン――瀬戸内寂聴が奏でるノイズへの共鳴 / 内藤千珠子 瀬戸内寂聴の評伝・伝記小説に見るフェミニズム / 水溜真由美 瀬戸内寂聴のアナキズム / 森 元斎 ■「出離者は寂なるか、梵音を聴く」 瀬戸内寂聴さんの出家 / 杉谷義純 師弟が紡いだ四年間――東光と寂聴 / 矢野隆司 ■庵主の物語 仏教者 瀬戸内寂聴 / 碧海寿広 恋と革命と生命の輝き――瀬戸内寂聴のホーリズム / 中西恭子 「黒い蝶」の物語 / 金子亜由美 ■生きながら死ぬことを生ききる 「家を出」て「身を世にさらし」たひと / 上野千鶴子 聖にあって俗、俗にあって聖――寂聴さんと仏教と / 青木 保 ■『源氏物語』まんだら 女たちの『源氏物語』 / 木村朗子 瀬戸内寂聴訳『源氏物語』の生成 / 高木和子 モダニズム小説としての寂聴『女人源氏物語』 / 森山 恵・毬矢まりえ 作中人物の口を開かせる――『女人源氏物語』の方法 / 中村ともえ ■寂聴精華 ある真夜中に――この世もあの世も愛で満ち溢れている / 千原英喜 春よりも秋に萌え出る文士たち――『萌』賛 / 山田兼士 ■瀬戸内晴美の時代 同人誌時代の瀬戸内晴美――『文学者』『Z』と小田仁二郎 / 小平麻衣子 消費されることと捉え返すこと――瀬戸内晴美はどう語られてきたか / 井原あや 閉塞する心――「第三の新人」と瀬戸内晴美 / 金岡直子 三谷晴美とぱーぷる――少女小説家としての瀬戸内寂聴 / 嵯峨景子 ■「女流作家」から遠く離れて たかが娼婦性なんてもの――「花芯」の罠と「夏の終り」の毒を読む / 鈴木涼美 瀬戸内寂聴のこと / 阿部浪子 ■私小説と制度=批判 批判としての小説――瀬戸内寂聴『夏の終り』 / 渡邊英理 文学の毒――平野謙と瀬戸内晴美 / 中島一夫 私小説リアリズムと模作――瀬戸内晴美と小田仁二郎 / 梶尾文武 とらえ損ねた撩乱――瀬戸内寂聴と岡本かの子 / 住本麻子 ■生誕一〇〇年に向かって 瀬戸内晴美=寂聴主要作品解題 / 竹内紀子 装幀=水戸部 功 版元webサイトより 初版。美品。 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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【古書】ユリイカ 2017年7月臨時増刊号大岡信
¥990
■父へ―― おかえり わたしのいとし子 / 大岡亜紀 孤心ナクシテうたげナシ / 大岡玲 ■追憶のために 故旧哀傷・大岡信 / 中村稔 詩想の遠近法 / 菅野昭正 大岡信白狐を逐う / 磯崎新 大岡・阿修羅 / 粟津則雄 言葉もまた、移動しながら開かれて / 高橋英夫 大岡信と連詩のこと / 水尾比呂志 劇化の試み 万物と第三者による / 中江俊夫 いまさらに思う / 馬場あき子 大岡信さんの死を悼みその詩の謎を考える / 岡井隆 糸が切れて世界が揺れる / 西垣通 ■追悼連詩 はるかなものと内部の波 高橋順子/田原/和合亮一/杉本真維子/三角みづ紀 ■大岡信小詩集 明るくて寂しい人に / 編=三浦雅士 岸でほほゑむ女たち 『ユリイカ』版大岡信小詩集「明るくて寂しい人に」を編んで / 三浦雅士 ■現代詩の地平から 〈大岡信さん〉との出会いの諸相 / 天沢退二郎 〈抒情の批判〉という仮構線 大岡信の〈原形質〉からの出立 / 北川透 〈荒地以後〉を問い直す 大岡信と鮎川信夫 / 田口麻奈 解体と綜合 大岡信にとってのシュルレアリスムと瀧口修造 / 平芳幸浩 ■戯れる音とことば 孤心の交叉 複数の〈声〉のための / 一柳慧(聞き手=小沼純一) 空白――音楽の房でいっぱいの 大岡信と音楽と / 小沼純一 ■終わらないオマージュ 未来形の大岡信 歌うことと語ることの間で / 四元康祐 大岡信先生と中国と私 / 田原 大岡信が示唆したこと / 土屋恵一郎 歌のゆくえ 大岡信小論 / 小池昌代 希望からはじまった / 小島ゆかり ■はるかなことばの記憶 うたのあかし 大岡さんの古典文学への感謝 / 藤井貞和 ことばは広場となり 大岡信の古典詩受容をめぐって / 中西恭子 大岡信の『万葉集』 窪田空穂に学んだもの / 上野誠 異物としての俳句 / 高柳克弘 『アメリカ草枕』と大岡信の旅の短歌 / 西川敏晴 ■故郷から―― 僕が大岡さんに触れたのは / 岩本圭司 素足に感じる水の冷たさ / 間宮緑 版元webサイトより 初版。美品。 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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【古書】ユリイカ 2019年3月 岩合光昭
¥770
初監督作品『ねことじいちゃん』が2月22日(猫の日)に公開! 動物写真の第一人者・岩合光昭、そのまなざしはあらゆる動物とともにある。野生動物から街角や人家に棲みつく小さな動物、そしてなにより猫……。『岩合光昭の世界ネコ歩き』など、ドキュメンタリーにおいても広く知られるようになった岩合光昭の初の劇映画監督作品『ねことじいちゃん』が2月22日=猫の日に公開される。岩合光昭はどう動物たちと歩いてきたのか、その足どりについていってみるとしよう。 line2.gif 【目次】 ■私が出会った人々*39 故旧哀傷・佐野英二郎 / 中村稔 ■モノ・ローグ mono.louge*3 一反欲しい / 菊地信義 ■詩 踊り疲れた獣はうたう / 岩倉文也 特集*岩合光昭――ネコを撮るひと ■インタビュー 動物写真というフロンティア——あらゆる野生をめぐって / 岩合光昭(聞き手・構成=タカザワケンジ) ■写真家・岩合光昭 岩合光昭の冒険 / 辰野勇 最高の岩合さん / 梅佳代 日本の自然写真と岩合光昭 / 飯沢耕太郎 カメラ雑誌という保護区——動物写真の変遷と岩合光昭 / 冨山由紀子 ■カラー口絵 ネコのいる場所——映画『ねことじいちゃん』の風景 / 撮影=岩合光昭 ■映画『ねことじいちゃん』のこと 岩合さんのこと / ねこまき 猫の演技を引き出す体温 / 菊田秀逸 人が「猫」に見えてくるとき / 文月悠光 あなたねこみたい / 鈴木卓哉 ■猫を見る——永遠に キャッツアイ——美猫「海ちゃん」追善 / 高山宏 ヒトの言葉が守るもの——岩合光昭の「写文集」を読む / 波戸岡景太 動物の言葉——イーラと岩合さんあるいは写真絵本の魔法 / 寺村摩耶子 スノー・キャットは動かない / 髙山花子 ■猫(へ)の生成変化 ただ、ひたすら、そこに「いる」 / いしいしんじ 動物と知り合うということ / 大崎清夏 〈共異体〉でワルツを踊るネコと写真家 / 奥野克巳 カメラを持った猟師 / 山口未花子 未開への危険なまなざし——『おきて』における二重の戦略 / 居村匠 文化猫類学事始め / 垂水源之猫こと「池田光穂」 ■猫を追ってどこにでも 猫について自由に書いてください / カレー沢薫 『世界ネコ歩き』がなければ金田家は終わっていたかもしれない / 金田淳子 ネコはどこにいるのか? / 畑中章宏 都市のライオン——岩合光昭による不遜な自由と野良の道 / 山内朋樹 猫の写真をかわいいなどと思ってはならない——そのかわいさは、動物だけでなく私たち人間をもまた閉じ込める檻の論理の呵責なさをただ隠蔽するだけのものだ / 篠原雅武 インターネットのねこ——写真画像を共有することの力学 / きりとりめでる ■岩合光昭を歩く 岩合光昭ブックガイド / タカザワケンジ ■今月の作品 スミカゼイツカ・根本真希代・Sara/Marie・かるべまさひろ・ゆずりはすみれ 選=水無田気流 ■われ発見せり フィクショナル・プロデューサーとの対話 / 大木貢祐 書容設計 editorial design = 羽良多平吉+えほんごラボ heiQuicci HARATA @ EDiX with ehongoLAB. 版元webサイトより 初版。表紙一ヶ所ペン汚れあり。その他美品。 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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【古書】ユリイカ 2020年1月 和田誠
¥1,320
いつまでも色褪せない。 追悼・和田誠 イラストレーターという職業をスターにしたひと、和田誠。その仕事はイラストレーションにとどまらず、デザイン、装丁、文筆、翻訳、句作、絵本、作曲、映画監督…と職種の枠組みに収めてしまうのも野暮なほど、マルチなタレント性(まさに“才能”としての!)を発揮していた。和田誠をふり返ることは、そのいくつもののパッケージを思い返すことは、あまりにも多くの記憶に接していた。それぞれの記憶を和田誠とともに掘り起こす追悼特集。 line2.gif 【目次】 特集*和田誠 1936-2019 ❖オマージュ 和田誠の線 / 谷川俊太郎 ❖和田誠の青春 ピカソよりすごい / 細谷巖 侵食されない美学 / 宇野亞喜良 デモーニッシュな和田誠 / 横尾忠則 ❖対談 和田さんと/の楽しいお話 / 南伸坊 三谷幸喜 ❖ポートレイト・イン・和田誠 純情・和田誠論 / 矢崎泰久 「白身の魚」の深い味 / 森卓也 和田誠曰く「弟子はないよ…」 / 矢吹申彦 和田さんの思い出 / 清水ミチコ ❖イラストレーターの始まり イラストレーターという職業 / 伊野孝行 和田誠の似顔絵とその周辺 / 近藤正高 「表紙」の人 / 佐久間文子 ❖和田誠のバラエティ 〈和田誠ショー〉の幕が突然下りた / 髙平哲郎 『和田誠百貨店』のころ / 服部一成 やさしく正す人 / 堀部篤史 スタイルのよい人 / 島田潤一郎 ❖デザイナー・和田誠 記憶をデザインする――和田誠の動的方法 / 鈴木一誌 和田誠と杉浦康平――ブックデザインをめぐる交点と差異 / 阿部卓也 和田誠のデザイン / 山形季央 ❖再録――『FUN AND FANCY FREE』より タイトル デザイナー サウル・バス/映画とジャズ/ピーター・セラーズのこと / 和田 誠 ❖和田誠と作る 「版画」と「展覧会」 / 山本容子 他にはない科学との接点 / 中村桂子 和田さんのこと / 古川タク 仮説としての和田誠 / 土井章史 ❖絵(の)本と和田誠 ひろしは あなを――和田誠画伯追悼 / 高山ひろし ふつうのねこです――和田誠の絵本 / 寺村摩耶子 不思議の国のWadaland / 桂川潤 ❖和田誠のドキドキ 和田誠さんと連句 / 笹公人 和田誠のブルー / 長崎訓子 『銀座界隈ドキドキの日々』から / 大谷能生 ❖映画・ジャズ・もじり ディレッタントがメガホンをとるとき / 木全公彦 Let’s Face the Music And Dance――和田誠とジャズ / 村井康司 めくるめく「雪国」変奏――文体はいかに模写されたか / 水藤新子 ❖和田誠はこれからだ 和田誠ブックガイド / 吉田宏子 ❖新連載 私の平成史 序 / 中村稔 ❖モノ・ローグ mono.logue*7 壁のマレーヴィチ / 菊地信義 ❖詩 三月、ヤブツバキの散るころ 他五篇 / 中村稔 離火 / 四方田犬彦 ❖ユリイカの新人 胸像 他一篇 / ゆずりはすみれ ❖われ発見せり ヒルデスハイムの薔薇を枯らさないよう / 森田俊吾 書容設計 editorial design = 羽良多平吉+えほんごラボ heiQuiti HARATA @ EDiX with ehongoLAB. 版元webサイトより 初版。美品。表紙少々スレあり。 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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【古書】ユリイカ 2009年1月 米原万里
¥550
■ザナドゥーへの道*10 二都物語 プレスター・ジョン / 中野美代子 ■ 「即興」 の解体*9 健忘症者のインプロヴィゼーション 3 / 佐々木敦 ■神話社会学*5 人間の神話的利用 / 福嶋亮大 ■詩 露地の花 白秋の命日に / 高貝弘也 特集*米原万里 【米原万里と詩の関係】 ネクラーソフ・最後の詩集 『終焉の歌』 を中心とする抒情詩群(1) / 米原万里 【毒舌の原点】 罵り言葉考 / 米原万里 【「私」 を形づくってきたもの】 私とロシア、そして文読む月日 / 米原万里×沼野充義 【回想の諸相】 米原万里が詩人だったころ / 井上ユリ 通訳から作家へ 米原万里展 / 田丸公美子 魔女と貞女の間 / 多田富雄 正直アーニャ / 池内紀 【写真構成】 マーリ・イターロヴナ・ヨネハラの写真帖 【私の大学】 思い出すこと 最初の訳詩から最後の電話まで / 沼野充義 観察者という主役 / 金沢美知子 【人々のなかで】 通訳もオトコどもも通過ポイントでしかなかった活字人間 / 徳永晴美 万里さんは励まし上手 / 秋山豊寛 牙を剥いたマトリョーシカ / 久保田智子 【マーリとミール(Mapи и Mиp)】 「坂」 が好きだったひと / 佐高信 米原万里さんの上からの介入 / 佐藤優 【創作を巡って】 小咄はバカ者のマラ自慢がいちばん / 平岡正明 シベリアのマリア / 山本皓一 言語はいかに世界の見え方を条件づけるか 通訳者米原万里の食文化論について / 太田峰夫 聞きとられた反語法 二枚舌とスターリン語のはざまで / 平松潤奈 【資料】 米原万里主要著作解題 / 解説=近藤大介 米原万里略年譜 ■特別掲載 エリック・ロメールとの対話 『我が至上の愛~アストレとセラドン~』 をめぐって / エリック・ロメール [聞き手=魚住桜子] ■ユリイカの新人 遊園地へ / 今唯ケンタロウ ■われ発見せり 夢ノ Grand Poem / 山嵜高裕 版元webサイトより 表紙スレ有り。第五刷。 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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【古書】ユリイカ 2019年4月臨時増刊号 梅原猛
¥770
「梅原日本学」とはなんだったのか、緊急追悼特集 梅原猛の遺した仕事はこれからどう読まれるのか、哲学的・文学的想像力を携えながら書き綴られた膨大な著作との対峙はどのような語りを呼びこむのか、歴史的な考証による批判とその先にある再読の可能性、梅原猛という濁流のような思考がふたたび幽かに声を宿す。 line2.gif 【目次】 ■追悼 父の死によせて――出生と哲学 / 梅原賢一郎 京都の奇重な宝 / 瀬戸内寂聴 「河合さん、河合さん」 / 河合雅雄 堂々の初陣――日本文化論への批判的考察 / 中西進 梅原猛先生を憶う / 伊東俊太郎 激情の人 / 山田慶兒 梅原猛先生の驚きの行動力と洞察力そして情熱 / 長谷川公茂 ■梅原猛を引き継ぐ 梅原猛は思想したか――デュオニュソスの双子 / 中沢新一 聞き手=西川照子 梅原猛氏の日本文化論批判と神話研究――歴史学の立場から / 保立道久 梅原猛の二つの焦点 / 福嶋亮大 ■日文研と梅原猛 途方もなく大きな「知の器」――梅原猛さんを偲んで / 小松和彦 鎮魂の系譜と法隆寺 / 井上章一 脳死と土偶――梅原猛の思い出 / 森岡正博 ■梅原日本学・批判的検討 梅原猛と古事記 / 三浦佑之 「神話作者」としての梅原猛――『神々の流竄』『葬られた王朝』を読みなおす / 斎藤英喜 『水底の歌』――近代的知性と伝承 / 古橋信孝 梅原猛氏の怨霊史観――『水底の歌』を中心に / 多田一臣 梅原と縄文、そしてアイヌ / 山田康弘 ■インタビュー 恐るべき厩戸王子――『隠された十字架』と『日出処の天子』 / 山岸涼子 聞き手=中西恭子 ■芸術の擁護者 追想「僕の先生」 / 森村泰昌 梅原猛先生との対話 / 山本容子 梅原猛と日本的霊性 / 鎌田東二 日本のエリアーデ――梅原猛の思想と現世 / 中西恭子 能楽師が読む『翁と河勝』 / 安田登 ■再録インタビュー――白川静との対話 奇人たちの遊興 / 梅原猛 聞き手=西川照子 ■草木国土悉皆成仏 梅原猛の仏教思想 / 碧海寿広 「まつばり子」の発見――梅原猛と観音信仰 / 畑中章宏 梅原哲学は退き隠れざるをえない / 串田純一 幻視する梅原猛、会話する鶴見俊輔――孤独、共同体、辺境 / 谷川嘉浩 ■梅原猛を読む 梅原猛著書解題 / 梅山秀幸 版元webサイトより 美品。 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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【古書】ユリイカ 2022年8月 現代語の世界
¥770
【目次】 特集*現代語の世界——若者言葉から語用論まで ❖鼎談 現代語という不可解なもの――語彙と文法の波間に / 飯間浩明・川添 愛・山本貴光 ❖ことばの現代/現在をめぐって 現代は俗語の時代 / 米川明彦 昭和の日本語と現代語 / 窪薗晴夫 危機言語としての地域のことば / 田窪行則 流行語を百科事典に載せるとは?――ウィキペディアが記録する現代のことば / 北村紗衣 ❖書き遺されるもの 一〇〇年前の流行語と一〇〇年後の普通語 / 平山亜佐子 語尾とうしろめたさ / 山本ぽてと ❖「させていただく」のは誰のため 日本語における現代とはいつのことか――敬語からみた日本語史 / 近藤泰弘 すり減る敬意と日本語の現在 / 滝浦真人 歴史語用論(タイムマシン)から見る「させていただく」の現代語性 / 椎名美智 言語の多様性と向き合う――『エリートと教養』の考察を通じて / 川原繁人 ❖今様のうたい手 何万回でも光る遠吠え! / 初谷むい 川柳のように / 暮田真名 ❖規範と逸脱、あるいは第三項 「新しい言葉づかい」はどのように規範となるのか――アイデンティティ・メタ語用論的言説・イデオロギー / 中村桃子 論理は歌う、あるいは橋本治的現代語論 / 千木良悠子 現代語訳は誰のことばか――『源氏物語』の現代語訳をめぐって / 木村朗子 第三の次元に属する現代語――「対話」としての世界文学 / 邵丹 ❖現代語話者の憂鬱 ギャル的批判能力は時代おくれなのか / 鈴木涼美 「ぴえん」という余白 / 佐々木チワワ ❖つぎつぎになりゆくいきほひ ことばとVTuberと戦争と / 吉岡乾 「若者言葉」の生成と観察 / 堀尾佳以 「マジ卍」と「ぴえん」に映る若者の心 / 工藤俊 「知らんけど」の言語哲学 / 和泉悠 ❖生まれようと欲するものは…… 母音殺し、ピンポン玉のゆくえ――HipHopとTikTokの現場から / つやちゃん 「婉曲の踏み車」と変わらないイデオロギー――エイズ、サル痘、〈悪所〉のハッテン場を中心に / クリス・ローウィー ❖現代語の現場はどこにあるのか 近頃現代語の不振を論ず――『鬼滅の刃』と『アオアシ』の人気を手掛かりに / 可児洋介 現代口語演劇と、あまり関係のない現代口語 / 綾門優季 不自然でうける――話法・語り・ツッコミにおける自由なポリフォニー / 大岩雄典 Y2Kは現代語か――ファッションリバイバルとアーカイブファッションの身体 / 五十棲亘 ❖モデルニテの軌跡 うつろう言葉の捉え方――「現代語」を考えるためのブックガイド / 山本貴光 ❖忘れられぬ人々*10 故旧哀傷・小柴昌俊 / 中村稔 ❖物語を食べる*19 代理母は卵の夢にうなされて / 赤坂憲雄 ❖詩 全てが遠のき、近づいている / 牛山茉優 ❖今月の作品 奥山紗英・内田颯太・渡辺八畳 / 選=大崎清夏 ❖われ発見せり 詩も俳句も詩 / 堀田季何 表紙・目次・扉……北岡誠吾 版元webサイトより 美品。表紙少々汚れ有り。 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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【ZINE】さよならシティボーイ(特典ペーパー付)
¥2,200
『あんなカーテンほしいと空をみて』 都市に暮らす、文章を奏でる。まさに読むシティポップと呼べる作品が完成しました。 是非、著者のリズムやグルーヴ、言葉から溢れる情景を味わって頂ければ幸いです。 甘酸っぱかったり辛かったりした10代の記憶、日々の暮らし、命について、詩、自由律俳句、映画、インターネット、BUMP OF CHICKEN、銭湯とサウナ、コロナ禍とまさかの感染、沖縄、小豆島、京都への旅行記など、著者のこれまでを網羅した渾身のエッセイ集。ラストを締めくくるのは、本書の記憶を巡るような短編『夜の二人』。そして、巻末には著者と長く親交を深めるライターの生湯葉シホさんに解説を書き下ろしていただいております。最後までお楽しみください。 (発行元より) 著者:すなば 解説:生湯葉シホ 発行:トーキョーブンミャク 発行日:2021年10月8日 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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【ZINE】『手紙を書くよ』
¥1,540
『うもれる日々』『本を抱えて会いにいく』『たどり着いた夏』に続く第三作 『手紙を書くよ』 橋本亮二 誰かのことを思うとき、風景がまず浮かぶ。出会ったときのこと、再会を喜んだこと、ともに涙したこと。そのとき流れていた音、まわりにあった本。そのことをそれ単体として読めるものとしてエッセイのように書き、手紙をしたためる。呼応したり、しなかったりするのだろう。そんなかたちの本を作りたいと思った。 (本文より) 発行日:2022年11月20日 著者:橋本亮二 赤坂泰志 鎌田裕樹 佐藤裕美 佐藤友理 中田幸乃 発行者: 橋本亮二 笠井瑠美子 発行所:十七時退勤社 印刷:イニュニック ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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【ZINE】マッチングシンドローム
¥550
SOLD OUT
「出会い」って、こんな感じだったっけ? マッチングアプリをやっている(やっていた)、やるかもしれないすべての人に捧ぐ。『さよならシティボーイ』の著者すなば待望の新作は、ある男と女性達。マッチングアプリを巡る連作短編集。恋とは?出会いとは?をあなたの胸に問う一冊。新シリーズ『さんぽぶんこ』第二弾。新書のようなサイズですが、さこはお気になさらず。 新書サイズ/30頁 著者:すなば 発行日:2023年7月1日 発行:トーキョーブンミャク ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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【ZINE】まどをあける vol.4
¥330
遠くで暮らす十人のエッセイ集 テーマ 遠くで暮らす誰かの 目の前の景色を想像する 目次 「毎日、扉を二つあける」小鳥有加(ヒガクレ荘店主)静岡 「猫の手」中田幸乃(本屋ニカラ店主)/新潟 「おじいちゃんと二歳児の共通点」大久保迪子(画家)/東京 「隙間を観る」安田裕太郎(観森代表)/北海道 「朝の風景」ぽんつく(ぽんつく堂店主)/大阪 「やさしい通路」みたにはるか(エンジニア)/神奈川 「島を歩く。」山本政子(『せとうちスタイル』編集長)/香川 「旅する理由」佐藤友理(文化施設職員)/宮城 「声の往還」橋本亮二(出版社営業)/千葉 「ホームタウン」小島雄次(本屋コトウ店主)/福島 絵日記「香川県高松市ちいさな好きな場所」上野あづさ(絵描き)/香川 発行:2023年8月 企画・編集 佐藤友理 中田幸乃 絵 上野あづさ デザイン 佐藤友理 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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LOCKET 06
¥2,200
【公式サイトより】 独立系旅雑誌『LOCKET』第6号は旅人のためのスキー特集! 世界地図から空白部が消え、「秘境はなくなった」といわれてもなお、銀白部が存在します。白銀の世界に目を凝らせば、未知の国では普遍のスキーが見つかり、見知った国では未知が広がっていました。 イランとトルコで滑り、ノルウェーと韓国で歴史を遡り、台湾で廃墟を探します。寄稿は久栖博季、石川直樹、マイク・エーブルソン、金本凜太朗、久保康友ほか。 《目次》 001 定年退職発、 マクドナルド経由、雪山行き 004 CONTENTS 006 鳥になりたかった!(久栖博季) 008 極地の移動手段(石川直樹) 010 イラン/ペルシャ雪を誰も知らない 034 イランからの手紙 036 トルコ/アナトリアのB面 060 体験を創造するスキーチェア(マイク・エーブルソン) 064 暇を持て余した神々の遊び 066 ノルウェー/原始のスキーヤー(塗木拓朗) 076 韓国/雪を駆けた馬 081 スキーヤーの肖像(宮村真一) 097 唄い踊るスキー、日本伝来の地で(高田民謡保存会) 102 猪熊弦一郎を見上げて(井上奈奈) 104 猪谷六合雄と汽水空港(モリテツヤ) 108 中谷宇吉郎の雪跡 116 台湾/南国にとけたスキー場(堤 大樹) 126 地球の滑り方 カザフスタン(稲村航平) 129 或るゲレンデ(金本凜太朗) 145 背骨の旅人 第6回 久保康友 152 INFORMATION 153 いまではないいつか 第2回 トルコ 160 まちがいさがし スキー篇(町田ヒロチカ) 発行日:2023 年 10 月 31 日 編集発行人:内田洋介 印刷:藤原印刷(オフセット)、石引パブリック(リソグラフ) B5変形 並製本 160ページ ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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風をとおすレッスン 人と人のあいだ(サイン本)
¥1,540
※サイン本です。8/18以降の発送です。 【あらすじ】(版元webサイトより) 正解のない問いを考え、多様な他者と生きる シリーズ「あいだで考える」創刊! 不確かな時代を共に生きていくために必要な 「自ら考える力」 「他者と対話する力」 「遠い世界を想像する力」 を養う多様な視点を提供する、 10代以上すべての人のための人文書のシリーズ。 * 『風をとおすレッスン――人と人のあいだ』 中東やアフリカで長年過ごしてきた著者が、旅の経験や、古今東西のさまざまな文化や文学作品などの例をとおして、人と人との「あいだ」、また自分自身の中の「あいだ」を見つめ、そこに風をとおし、互いに自由になれる関係をつむぐ道を考える。迷いや悩みの多い10代やすべての方たちにとって、「私」も他者も大切に、軽やかに生きていくレッスンとなる一冊。(装画:nakaban) 【田中 真知さんプロフィール】 1960年東京都生まれ。作家、あひる商会CEO、立教大学観光研究所研究員、元立教大学講師。エジプトに8年にわたって滞在し、中東・アフリカを旅して回るなかで、コミュニケーションや対話について考えるようになり、あひる商会を設立。著書に『旅立つには最高の日』(三省堂)『美しいをさがす旅にでよう』(白水社)『孤独な鳥はやさしくうたう』(旅行人)『増補 へんな毒 すごい毒』(ちくま文庫)ほか多数。『たまたまザイール、またコンゴ』(偕成社)で第1回斎藤茂太賞特別賞を受賞。 【ご郵送について】 8月18日のトークイベント終了後から順次発送いたします。 【トークイベントについて】 8月18日(金)に田中真知さんの刊行記念トークイベントを小鳥書房で開催します。 配信もございますので、ご興味のある方はこちらをご確認ください。 https://peatix.com/event/3653218/view ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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犬たちの状態
¥1,980
名画座の映写技師である主人公。 そんな彼の日常に、リアルな幻のごとくあらわれる様々な犬たち。 金川晋吾が切り取った犬たちの多彩なまなざしとともに、世界をもっとあざやかに捉えるための1冊。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 人間にとって身近でありながら異物でもある犬たちのさまざまな姿を通して “他者” とのコミュニケーションを考え、世界を見る解像度を少しだけ上げてみる── 新進の小説家と写真家が描く、犬たちの微細な差異に満ちた多彩な世界! フィルムアート社のウェブマガジン「かみのたね」で好評を博した《小説×写真》連載が待望の書籍化!! (出版元ホームページより) 【目次】 1 犬は犬を嗅ぐ 2 犬を見ている犬を見ている犬 3 犬の首は太い 4 犬の尻尾が不規則に揺れている 5 犬の熱い舌 6 階段を下りられない犬 7 あおむけの犬 8 犬の温かい脇の下 9 犬の爪で地面が鳴る 10 犬があごを乗せる 11 耳が動く犬 12 犬たちの多彩な毛色と毛並み 本書に登場した映画とその中の犬たち あとがきに代えて 【著者】 太田靖久(おおた・やすひさ) 小説家/1975年神奈川県生まれ。2010年「ののの」で第42回新潮新人賞を受賞。著書に『サマートリップ 他二編』(すばるDigitalBook、集英社、2019年)、『ののの』(書肆汽水域、2020年)。文芸ZINE『ODD ZINE』を企画編集。古本にオリジナルの創作を載せた帯を付けて販売するブックマート川太郎の店主。Twitterで犬をめぐる自由律俳句を不定期につぶやいているほか、ブログ「いぬの看板」でさまざまな市区町村の犬の看板を紹介している。 【写真】 金川晋吾(かながわ・しんご) 写真家/1981年京都府生まれ。神戸大学卒業。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。作品集に『father』(青幻舎、2016年)。2010年三木淳賞、2018年さがみはら写真新人奨励賞受賞。近年の主な個展に「同じ別の生き物」(アンスティチュ・フランセ、2019年)、「長い間」(横浜市民ギャラリーあざみ野、2018年)など。 発行:フィルムアート社発行 2021年4月24日発行 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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father
¥2,970
何度も失踪を繰り返す父の表情とまなざし。 それらを見つめ、切り取り続けた息子。 そんな彼らを取り巻く何気ない風景とともに、綴られた言葉が日々を描き出す。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 人間の「わからない心」を、写真を通して見つめ続けた彷徨の軌跡。 ごく普通の日常を捨てて、突然失踪する父。家族の戸惑いをよそに、戻っては失踪を繰り返した。家族から離れ、一人になってからも父は失踪を続け、仕事も辞め、自己破産に至り、社会との接点をもたなくなる。 本書は、父親の存在と不在を通じて人間の心の奥底を「身近な他者」としてとらえた新鋭写真家の初作品集となる。 (出版元ホームページより) 著者:金川晋吾 発行:青幻社 判型: B5変型 総頁: 172頁 製本: 並製 ISBN: 978-4-86152-526-1 C0072 【著者等紹介】 1981年、京都府生まれ。神戸大学発達科学部人間発達学科卒業。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻博士課程修了。第12回三木淳賞受賞。本書が初めての著書。 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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いなくなっていない父
¥1,870
「私たちがたがいに気安く関われるのは、親子関係どうこう以上に、父と私のふたりともが、『親子たるものはこうあるべき』みたいなことを相手に押し付けたりはせずに、相手のためにできることがあればやれる範囲でやろうという親切心はもっているという、そういう個人的な資質によるところが大きいのだろう。」 (本文より) 血が繋がっている。血縁関係にある。 そんなふたりの関係性に当てはまるのは「親子」という名前だが、どこまでいっても結局は他人で。 家族の数だけ存在する親子の形と関係性。 そのひとつを鮮明に切り取り、そして文章で描き出した1冊。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 気鋭の写真家が綴る、親子という他人 著者初の文芸書、衝撃のデビュー作 『father』にて「失踪する父」とされた男は、その後は失踪を止めた。不在の父を撮影する写真家として知られるようになった著者に、「いる父」と向き合うことで何が浮かび上がってくるのか。時に不気味に、時に息苦しく、時にユーモラスに目の前に現れる親子の姿をファインダーとテキストを通して描く、ドキュメンタリーノベル。 (出版元ホームページより) 著者:金川晋吾 発行:晶文社 2023年4月発行 サイズ 46判/ページ数 266p/高さ 20cm 商品コード 9784794973542 NDC分類 916 Cコード C0095 【著者等紹介】 1981年、京都府生まれ。神戸大学発達科学部人間発達学科卒業。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻博士課程修了。第12回三木淳賞受賞。本書が初めての著書。 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版
¥858
多くの入門書が溢れ、インターネットで検索をすればどんな情報でも手に入る。そんな「勉強のユートピア」であるこの時代。 しかし裏を返せば、深く考える間もなく多くの情報が降り注ぎ、周りに合わせて状況にうまく「乗る」、そんなノリの良さがあれば、深くは勉強をしなくても生きていける時代でもあるということ。 深く勉強することで、そういった、周りに対して共感的な生き方を手放す。 いままでに比べてノリが悪くなってしまう段階を通ったうえで「新しいノリ」を手に入れる。 そうやって「新しいノリ」を手に入れた先に「来たるべきバカ」へと変身する可能性が開けているはず。 この本はそこへの道のりをガイドするものです。 何か生活に変化を求めている、勉強が気になっているすべての人へ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 勉強ができるようになるためには、変身が必要だ。 勉強とは、かつての自分を失うことである。 深い勉強とは、恐るべき変身に身を投じることであり、 それは恐るべき快楽に身を浸すことである。 そして何か新しい生き方を求めるときが、 勉強に取り組む最高のチャンスとなる。 日本の思想界をリードする気鋭の哲学者が、 独学で勉強するための方法論を追究した本格的勉強論! 文庫本書き下ろしの「補章」が加わった完全版。 (出版元ホームページより) 【目次】 第1章 勉強と言語―言語偏重の人になる(勉強とは、自己破壊である;自由になる、可能性の余地を開く ほか) 第2章 アイロニー、ユーモア、ナンセンス(自由の余地は「浮いた」語りに宿る;ツッコミ=アイロニーとボケ=ユーモアで思考する ほか) 第3章 決断ではなく中断(現状把握から問題化へ、キーワード出しへ;キーワードを専門分野に当てはめる ほか) 第4章 勉強を有限化する技術(専門分野に入門する;読書は完璧にはできない ほか) 【著者等紹介】 千葉雅也[チバマサヤ] 1978年栃木県生まれ。東京大学教養学部卒業。パリ第10大学および高等師範学校を経て、東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。現在は立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 『勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版』 著者:千葉雅也 出版:文藝春秋 2020年3月発行 サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 16cm 商品コード 9784167914639 NDC分類 002.04 Cコード C0195 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。
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【古書】デヴィッド・ボウイ 無を歌った男
¥3,100
SOLD OUT
ボウイの美学/思想/作家性 誘惑する異星人か、ロック共同体の救世主か、はたまた死者を連れた亡霊か――。ロックとロックならざるものの境界を、変幻するスタイルでラディカルに問いつづけたボウイ。多彩な煌めきを曳いて流れたその星(スター)の軌跡に、或る一貫した「作家性」を認め、綿密な作品批評を通してひとつの稀代の美学・思想として読み解く。渾身の作家論。(版元webサイトより) 著者 田中 純 著 ジャンル 書籍 > 単行本 > 評論・エッセイ 刊行日 2021/02/17 ISBN 9784000240611 Cコード 0073 体裁 A5 ・ 上製 ・ 646頁 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。